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国宝「源氏物語絵巻」現状模写

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概要

東京藝術大学(日本画第三研究室)では、平成16年から7年間にわたり徳川美術館と五島美術館所蔵の国宝「源氏物語絵巻」の模写に取り組んできました。修了制作の一環として修士課程に在籍する大学院生が参加したほか、現在は新進気鋭の画家として活躍する卒業生達も模写を手がけ、それらの作品が徳川美術館と五島美術館に寄贈されました。

「現状模写」は、文字通り、作品の現在の状況を目に見える通りに写すことを目的としています。美しいかな文字と多彩な装飾から成る詞書、用いられた絵具や剥落の状況がそれぞれに異なる絵は、各場面ごとに複雑な様相を見せています。「現状模写」の手法には、定められた解答はありません。製作者一人一人が、自らの創意工夫によって表現を考え、色彩を選びながら完成させた作品は、平安時代の絵師が描いた「源氏物語絵巻」の美の神髄に、現代の若き日本画家達が挑戦した成果です。

監修

手塚 雄二   吉村 誠司